日記7.デジカメ画像を送信するぞ!
2000/1/20
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ちょっと前の話になるが、99年の7月にデジタルカメラというものを買った。キャノンのパワーショットA5というやつだ。特にこれが欲しいというわけではなかったのだが、会社近くのディスカウントショップでこれ以上ないというような安値で売っていたのでつい買ってしまったのだ。目的はザウルスアイゲッティを使った画像送付。旅行に行ったり、バイクでツーリングしたときなどに結構メールを打ったりしてたんだけど今ひとつ情景が伝わらない。もともとあまり気の利いた文章が書ける方じゃないので、それならパチッっと撮った写真をその場でメールに貼付して送れたらいいんじゃないのなどと考えていたところだった。どうも最近はモバイルとかそういうことにドンドンはまっていく一方で、今回も思い立ったらデジカメ買わずにいれなくなった。デジカメ買って、撮って撮って撮りまくって、アイゲッティでモバイルメール打ちまくるぜっ!そんな思いが頭の中をぐるぐる回っていた。(決して病気じゃないよ。いや、もしかしたら病気なのかも…)
「あ〜もう買うっきゃないぜ!」毎日悶々としているのは精神衛生上良ろしくない。思い切ってデジカメを買うことに決めた。嫁さんには子供の写真を撮るからとか何とか言ってうまく説得した。善は急げで(善か?)早速、機種選定に入る。デジカメは各メーカーから様々な機種が発売されており、どれも皆魅力的に思える。ぶっちゃた話、普段使っているオートカメラとの違いは画像情報をフィルムに焼き付けるか、半導体に記録させるかの違いである。デジカを記録媒体で分類すると、メモリスティックのソニーを除いて、ほとんどの製品はスマートメディア(以下、SM)、若しくはコンパクトフラッシュ(以下、CF)かいずれかが採用されている。SMは薄くてピラピラの形状をしていて、軽く値段も安い反面、記録容量の大きな製品がないのが欠点。反対にCFは形状は大きく値段も高いが、容量の大きい製品が出ている。昨今の情勢では、富士ファインピックスなど人気機種ではSMが主流だが、IBMのマイクロドライブの登場でCFタイプも復調してきたというところである。ただし、アイゲッティではCFのスロットがあるため、デジカメ画像を直送するためには、CFのタイプの方が便利だ。というよりはCFタイプのものでなければ意味がない。ということで、自ずと候補は絞られてくる。
同時に、ザウルス側で画像を送ることは可能なのか調べてみた。デジカメ買ったは良いが、画像は送れませんでしたじゃ話にならないもんね。取扱説明書を見ても何も書いていない。そこでいつも見ているまるとさんのザウマガWebのFAQを検索する。99年1月現在の情報として、現在はできないが徐々にできつつあるとの回答があった。えっ?できないの?一瞬諦めかけたが、アイゲッティ会議室を覗くと同様の質問が上がっており、しかもL.Forceさんの作成されたフリーソフトを使ってザウルスで扱える形式に変換すれば、デジカメ画像をメールに添付できるとの嬉しい回答が寄せられていた。早速、L.Forceさんのホームページに行ってみる。URLは書かれていなかったが、SZABのページから辿っていけるので直ぐに見つけることができた。そのソフトの名前はLfPhotoManegerという名前のソフトで、簡単に言えばJPEG形式等で保存されているデジタル画像を、ザウルスで扱える形式に変換してくれるソフトであった。
さて、いよいよ最終的な機種選定に入った。雑誌でもデジカメベストバイなどの特集はよく組まれるが、はっきり言って最新機種は値段が高い。6万円くらいは最低かかる。ということで型落モデルに的を絞って考えていた。そんな折り、会社近くのディスカウントショップで、キャノンパワーショットA5が24,800円で5台販売されるとの情報。200万画素が主流の時代81万画素ではややパワー不足のような気もしたが値段の安さには勝てない。CF採用で、画像保存形式もJPEGと問題はないようだ。ただ、CFスロットがTYPETと書かれていたのが気になった。ザウルスのスロットはタイプUなのだ。そこで、キャノンのサポートに聞いてみたが、「CFはCFでタイプTもUも無いです。」との答え。「???」素人にはさっぱり意味がわからん答えだが、普通のCFは使用できるということだけは判った。Web上の評価も、画質はまぁまぁとのことだったので、これを購入することにした。
さて、A5を実際に使用してみた感想であるが、画質については不満はない。発色もきれいだし、同クラスの中でも画質は良い方であろう。コンパネも使い難いとの事前評価だったが、特に面倒と感じる程でもない。ただ、起動時間、シャッターを押してから実際に画像が記録されるまでのタイムラグが大きいことは大いに不満である。A5の場合、シャッターを切ってからまる2秒以上のラグがある。これには困った。例えば、飛び込みシーンを撮るのに、ヨーイドンでシャッターを押しても、実際に撮影されるのは飛び込んだ後の水しぶきだけというような状態だ。最新の機種ではこの点は改善されているみたいなので、旧機種としてはこの辺は我慢するしかないのだろう。また、非常に大飯喰らいでもある。市販のリチウムイオン電池では、モニターを使っていると直ぐに電池が切れてしまう。専用の充電池を買った方が安上がりかもしれない。パソコンへの画像の取り込みは、CFカードアダプタを使い直接取り込んでいるので時間がかかるということはない。付属の接続ケーブルは使ったことがない。サムネイルも撮影と同時に自動的に作成されるので、Webに画像を張り付けるときは非常に便利だ。
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コンパクトフラッシュカード 画像ファイルは最も大きいラージファインモードで180K、最も小さいスモールノーマルモードで30K。 15MBのコンパクトフラッシュカードで、スモールノーマルモードで500枚撮れる計算になる。 |
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撮った画像はCFアダプタを使ってパソコン本体に取り込む。 標準添付のケーブルコードは使ったことがない。 |
さて、いよいよザウルスを使ってデジカメ画像を送ってみることにした。まず、使用するCFをザウルス、デジカメ双方で認識できるようにしなければならない。FAQによればCFをまずザウルスで初期化して、その後、デジカメのフォーマットをかければ良いらしいということが判った。何でもデジカメでのフォーマットを先にやってしまうと、ザウルスで認識されないことがあるらしい。フォーマットを済ませた後、CF内に作成されたザウルスフォルダにLfPhotoManegerをインストールし、デジカメ画像が保存されるフォルダ名を設定してやった。(パワーショットA5ではフォルダ名がDc97\ctg\_0001から始まり、画像50枚若しくは電池の交換ごとにフォルダナンバーが上がっていく。現在ではDc97\ctg\_0487である。)デジカメで写真を撮った後、CFをデジカメから抜きザウルスに差し込む。LfPhotoManegerを起動し、あらかじめ作成しておいたフォルダの中から任意の画像を選択し、これをザウルスで扱える形式へ変換し、PCデータとしてザウルス本体に送り出す。ここでLfPhotoManegerを閉じ、ザウルス本体のフォトメモリを起動する。PCデータ読み込みで、先ほど送り出した画像をフォトメモリとして呼び出す。これで、ザウルスからメールできるわけだ。扱い方は非常に簡単でちょっと感動。アイゲッティではモノクロだが、内部データとしては16ビットカラーで保存されているはずである。(うろ覚えでごめんなさい。)早速、会社の人達や友人に画像を添付したメールをアイゲッティから送付したのはいうまでもない。
アイゲッティは小型軽量のザウルスで、余分な機能を取り払ったすばらしいマシンだと思う。こうした優れたPDAをより使い勝手の良い便利なマシンにするためには、ユーザー開発の様々なアプリケーションが必要なのだ。今回は、LfPhotoManegerというユーザー開発のソフトウェアにより、PDAとデジカメを有機的に結びつけることができた。少なくとも僕にとっては、デジカメ付きのザウルスの上位機種を購入したのと同等、若しくはそれ以上の効果が得られたことになる。PDAに限らず息の長い人気商品というものはユーザー自身が育てるものなのだろう。それは製造中止となったHP200LXの人気が未だ冷めやらぬことからもわかる。自分自身のモノにする。モノにできる。それがポイントなのだと思う。お仕着せがましいもの、使えないものには愛着はわかないもんね。
追伸:ところで、未だにコンパクトフラッシュのスロットでTYPET、TYPEUの違いが判らないんだけど、誰か知っている人いたら教えて。単に電圧が3.3Vと5Vの違いということなの?